タイヤ重量比較&インプレッション~昨今主流の28cタイヤ~

今年も「Mt.富士ヒルクライム」まで1週間と迫りヒルクライムのトレーニングに励んでいたり、少しでも軽量化をしたいと考えている方が多いころだと思います。

今回は昨今主流の「28cタイヤ」のなかで人気なクリンチャーモデルの重量を実測で比較するのと、最近26cタイヤから28cタイヤに交換したスタッフ藤本のインプレッションになります。
※あくまでレース経験のない一般人サイクリストの感想になりますがご了承ください(笑)

タイヤの重量比較

BONTRAGER R3 700×28c  実測重量 232g 価格 ¥7,900(税込) 

独自のTR-Speed コンパウンドと改良したHard-Case Lite パンクプロテクションが他にはない速さ、安心感、耐久性をもたらす、トレッドの浅いロードタイヤ。

PIRELLI P ZERO RACE RETRO 700×28c  実測重量 241g 価格 ¥13,500(税込)

P ZERO™ RACEは、LIDL-TREKの活躍を支えるオールラウンド系のレーシングタイヤ。
そんなレーシングタイヤでありながらレトロな風合いのサイドウォールにし、クロモリバイクやブラック系のカラーリングにも映えるスタイルを手に入れたP ZERO™ RACE RETRÒ(Pゼロ・レース・レトロ)が発売されました。

CONTINENTAL GRAND PRIX 5000 700×28c  実測重量 242g 価格 ¥11,000(税込)

『GRAND PRIX 5000』用にアップデートされた「ブラックチリコンパウンド」だけでなく、「レーザーグリップ」「アクティブコンフォート」「ベクトランブレーカーを採用。GP4000SⅡと比較し、転がり抵抗12%向上、耐パンク性能20%向上、5gの軽量化(同サイズ比)を実現し、全方位に進化したクリンチャーレーシングタイヤのベンチマーク。

タイヤインプレッション

今回28cに交換したタイヤは PIRELLI P ZERO RACE RETRO 700×28c になります。

以前は同じくPIRELLI P ZERO RACEの26cを使用していましたので、違いなども含めて使ってみた感想になります。平地は江ノ島方面まで、登りと下りは足柄峠を走ってきました。

初速から平地巡行

0からのスタートに関してはやはり以前使用していた26cのほうがスムーズな走り出しをするように感じました。ただ、初速とは言っても時速0~15km程度の間でそこまで気になる程重いとは感じませんでした。
時速25~35kmでの巡行では26cよりも安定した加速ができペダルを止めても速度が失速するような感覚はあまり感じませんでした。どちらかというと26cよりも平地での巡行は28cのほうが速度維持が楽に感じました。また、速度が上がるともちろん路面のギャップは拾いやすいのですが、やはりタイヤが太くなっていることによりハンドルやサドルから伝わってくる振動や段差でタイヤが跳ねるような感覚は大幅に解消されたように感じました。

登りと下り

5%ほどの緩斜面を淡々と登っていくときは26cとさほど変わりなく登っていける感覚でした。個人的には急勾配が続くのはあまり得意ではないので参考にしづらいのですが、10%を超える急勾配のつづらを登っていくときは少し進みづらさを感じました。ですがここに関してはまず急勾配の苦手意識を克服してからですね(笑)
下りはやはりタイヤが太くなっているのでコーナーを曲がるときはしっかり路面にグリップしてくれているのが伝わり安心して下れるなと感じました。とくにつづらを下る際にハンドルの切り返しでブレるような感覚も軽減されたように感じました。

主流になってきている「28c」タイヤ

平地と登り両方を試してみて感じたのは、走りに関しては今後も28cでいいのかなと思いました。
重量こそは同じ「P ZERO RACE」の26cと28cでは1本30g前後変わってくるので全体重量は重くなってしまうのですが、平地下りでの乗り心地、安定感、グリップ力は間違いなく28cがいいので個人的にはオススメいたします。また、昨今ホイールのリム幅が太くなっていることによっての相性も良くなることが期待できます。

【参考に】タイヤの重量比較 ~25c~

以前に25cタイヤとチューブの実測重量も比較していますので、参考までにご覧いただければと思います。

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この記事を書いた人

景色を見ながらサイクリングをすることが好きです!たまにカフェなどに入ってゆっくりすることも(笑)愛車はTREK EMONDA SLRに乗っています!
■資格:自転車安全整備士/自転車技士