TREK WORLD で2018 EMONDA SLR(エモンダ SLR)を試乗してきました！

2018 TREK(トレック)EMONDA SLR8(エモンダ SLR8)を試乗！

先日8月8/9日に京都で行われたトレックディーラー向け新製品発表会「トレックワールド」にスタッフ全員で参加してきました！2018　TREK(トレック)商品やボントレガー商品をほぼ全てをチェックできる一年に一度のビッグイベントです！この日ばかりはテンションMAXでお仕事です！(笑)そして今回ここで紹介するのは2018でフルモデルチェンジをしたEMONDA SLR(エモンダSLR)を試乗してきたのでぜひ参考にしてみて下さい。

まずは2018 EMONDA SL 6を試乗！

EMONDA SLRを試乗する前に、まずはEMONDA SL6を試乗。2018 EMONDA SL6はマイナーチェンジとなりダイレクトマウントブレーキに変更、新型アルテグラやホイールなどのパーツが変更となっています。とわ言えEMONDA SLの乗り味の良さや軽快さはすで十分理解しています。が、何故かひと漕ぎした瞬間に「軽っ！」と思いました。（笑）そこからじっくり試乗してみても漕ぎ出しの軽さ、滑らかさはやはり素晴らしい。走りながらこれで約30万かぁ～っとやっぱり安いよな～って思うながらの試乗。(笑)自分は普段「MADONE 9」を乗っているのですが、漕ぎ出しの軽さで言えば同等・・、もしくわもっと軽いんじゃないかと思うくらい。淡々と漕いでいると非常に気持ち良く加速していきますね。

EMONDAシリーズの特徴はやはり軽さです、しかしEMONDA SLフレームは超軽量ではありません、ミドルグレードのカーボンバイクとしては軽量ですが、SLRに比べればそうではありません。それでもバイクの軽さ以上に漕ぎが軽い、それでいてしっかりと踏み応えがありどこか安心感があります。シートマストキャップもいい仕事してますね～！体に伝わる振動もダイレクトに伝わるわけでもなく、非常に自然な乗り心地。本当に価格も含めトータルバランスが抜群な一台だと改めて感じました。また自分の走りに合わせてホイールカスタムを考えれば非常に楽しい一台となりますね！発売以来当店でも非常に人気なEMONDA SLシリーズ、やはり2018も変わらず本当にオススメなバイクです！

2018 EMONDA SLR 8(エモンダSLR 8)に試乗！

そして2018ついにフルモデルチェンジをしたEMONDA SLR(エモンダSLR)に試乗！先代エモンダSLRのフレーム重量は690g、それだけでもビックリな軽さに対し新型エモンダのフレーム重量はなんと640gとなんとさらに約10%ほどの軽量化・・。もはや限界ではないかと言う数字ですね。そしてもちろんこの軽さで「生涯保証」制度。トレックのエンジニアさんありがとうございます。(笑)ちなみに有名他メーカーさんの軽量バイクではフレーム650g(Sサイズ、未塗装)フレーム保証1年、というフレームもありますが、実はエモンダSLRの同当サイズ未塗装ではなんと610g！そして「生涯保証」。これはちょっとした裏話。(笑)

先代エモンダから3年、見た目こそ大きく変わった感じはありませんが実はよく見るとトップチューブの形状やシートチューブの形状が大きく変更していて完全にゼロベースから開発された新型エモンダなんです、それでもこのフォルムと言うことはいかに先代エモンダがすでに完成形に近かった事が分かりますね、それでもさらに軽量化、もちろん軽さだけでなく剛性面なども向上しているという事なので楽しみです。

それでは試乗開始です。EMONDA SLから乗り換えてEMONDA SLRヘチェンジ！予想していた通りにさらに漕ぎ出しが軽いっ！！しかもグッとしっかりと支えてくるBB周り、そしてそのまま加速！ひと漕ぎでEMONDA SLとの違いがはっきりと出ました。先代エモンダに比べると踏んでからの伸びが違う感じがしましたね！先代より軽量になっているにも関わらずかなりドシッっとした感じが一番の印象です。超軽量バイクにも関わらず必要以上なヒラヒラ感やフワフワ感など一切感じさせず、漕いだだけしっかりと受け止めてくれて推進力に変えてくれる非常に乗りやすく気持ちー感じ！先代エモンダはもう少ししなやかな感じがあり、ヒュイ、ヒュイっと進んでいくまさに超軽量と言った感じでしたが、新型はスッ、スッ、スッー！ともっと前へ前へと言う感じ。(笑)さらにに感じたのがどんな漕ぎ方をしてもしっかりと前へ進んでくれる感じなのでとにかくペダルを回しているのが楽しくなりますねー！バイクを持ち上げた印象としては先代エモンダとさほど変わらない印象ですが、漕いだら全く違う事に気づきます。新型はやはり剛性面が上がっているのでしょうね、踏み応えが違います。超軽量なのに本当に安定感がある、なんですかね、この表現。(笑)ただし先代に比べると少し体へ突き上げは感じられます。しかしこれは嫌な感じではありません。エモンダ自体非常に乗り心地は良いので全く気にならないですね、あくまでも先代エモンダの乗り心地と比べてですので。ちなみに今回の試乗は空気圧全て110psiでセットです。

今回試乗したのはEMONDA SLR 8でしたのでホイールはこちらも新しく登場した「Aeolus Pro 3 TLR」。ミドルグレードのカーボンクリンチャーホイールが標準装備。重量は前後で1506g。漕ぎ出してからの伸びの良さはこのホイールの効果もあるかと思いますね。エモンダSLRは超軽量フレームなのでホイール選びも非常に重要な要素かと思います。もちろんヒルクライに特化したければボントレガーの「Aeolus XXX Tubular」前後976gも楽しいですが、個人的には今回の新型エモンダは超軽量フレームにも関わらず正直乗り味は圧倒的にオールラウンドに使えるバイクだと感じました。持っても超軽い、漕いだらもっと軽い、どんな漕ぎ方でもしっかり進む、エモンダ快適性は損なわれていない。え、これ最高じゃん！(笑)さらにバイクの伸びも感じたい自分としてはやはりホイールは「Aeolus 3 D3 TLR Clincher」をチョイスしたいですね！カッコ良いし。(笑)

まとめ

とにかく今回フルモデルチェンジした2018新型EMONDA SLR(エモンダ)SLRは先代に比べさらに軽く、よりしっかりとしたフレームに進化した印象です。正直これだけ軽量なのに全く違和感なく乗れたのもビックリでした、先代のエモンダの時は軽い～！が非常に印象的で、乗り始めは少しヒラヒラとする感じもありました。今回の新型は非常に軽いのですがスッスッスゥ～～ッとしっかりと踏めて、操作感の違和感なく、素直に前へ進んでくるバイクで、誰が乗っても非常に楽しめるんではなかろうかと思いましたね！正直初めての1台でもいいと思います。(笑)

ただ残念だったのが本来自分が最も楽しみにしていたEMONDA SLR DISKの試乗車が無かったことです！！！トレックさん頼みますよ～！(笑)DISKフレームにも関わらずフレーム重量665gとは超ビックリ。DISKでこの重量だったらもうこれでいいんじゃないかとも思う自分がいた。(笑)ブレーキはやっぱり効いた方がいい・・。でもロードバイクの軽量さはやっぱり魅力的。でもエモンダもDISKはノーマルブレーキの他メーカーに比べても圧倒的に軽い。超魅力的。店主が今一番欲しいバイク。EMONDA SLR DISK。(笑)今回は展示車しかなかったのでぜひ次回試乗する機会があれば乗ってみたいですね！シクロワイヤードさんもエモンダSLR DISK超良いってプレゼンテーションで言ってたし～～～！(笑)ぜひ乗ってみて下さいって！でも試乗車が無い！。おいっ！(笑)