運動不足は命の危機!?
こんにちは、スタッフ伊豆田です!
皆さん、運動していますか? 日常が忙しくて時間が作れない、運動に回す時間があったら自分の趣味に使いたい…、そう思う人が多いと思います。
とはいえ、実は【運動不足】はとても危険なんです!厚生労働省によれば【運動不足】による国内の死亡者数は喫煙、高血圧に次ぐ第3位で年間約5万人にも及びます。
命の危機ほど極端でなくても、健康診断で引っかかったり、お腹周りが気になったり、体重計に乗るのが怖くなったり…はあると思います。
運動を始めたい、ダイエットしたい、でも何をすればいいのかわからない。
痩せるメカニズムとは
【痩せる】となると色々な考え方があるので、一先ず【体重を減らすこと】について考えてみます。
とてもシンプルに言うと
摂取カロリーが消費カロリーを上回れば体重は増え、消費カロリーが摂取カロリーを上回れば体重は減ります。
摂取カロリーは食事等で摂取する部分になります。減らし過ぎると健康に良くないです。
消費カロリーは基礎代謝と生活や運動によって消費されるカロリーにわけられます。
基礎代謝は、生命活動を維持するために、最低限必要なエネルギーの量のことで、呼吸をしたり、体温
を維持したり、寝たりするだけでも消費するエネルギーです。
この基礎代謝は、年齢や性別、体重や身長などの体格によってもそれぞれ異なりますが大まかな平均を出すと30~40代の男性で1530kcal、女性で1150kcalになります。
この基礎代謝に激しくない日常生活を送るカロリーを加算すると、大体30~40代男性の消費カロリーは2200kcal程度、女性は1700kcal程度になります。
では1㎏の体脂肪を落とすにはどれぐらいの消費カロリーが必要でしょうか。
厚生労働省は1㎏の内臓脂肪は7000kcalに相当するとしています。1日240kcal消費カロリーが摂取カロリーを上回るのを1か月続ければ約1㎏痩せる計算になりますね。
痩せる運動とは
運動による消費カロリーは以下の計算式で求められます。
エネルギー消費量(kcal))= 身体活動量(メッツ・時)×体重(kg)×1.05
メッツという見慣れない単位が出ましたが、これは運動の強さの単位になります。安静にして座っている時を1メッツとして運動の強さがそれの何倍かを表しています。
代表的な運動のメッツは
ランニング 時速6.4km 6.0メッツ
サイクリング 時速16.1~19.2㎞ 6.8メッツ
水泳 クロール 普通の速さ 8.3メッツ
散歩 3.5メッツ
例として体重70㎏の人が時速17㎞程度で2時間サイクリングをすると?
消費カロリーを増やすには、運動の強度を上げるか運動時間を増やす必要があるわけですね。
ちなみに先程の例の方が30分サイクリングをすると消費カロリーは249kcalになるので、1か月続ければ約1㎏痩せる計算になりますね。
自転車で体に優しいダイエットを!
今まで痩せる為のカロリー計算と、運動強度の説明をしてきましたが、それを踏まえた上で自転車での運動をオススメする理由は
これが大きな理由になります。
代表的なダイエットとしてランニングがありますが、自分の体重による負荷で膝を痛める方が多いです。その点自転車は自分の体重を車体にある程度預けることが出来るので、体に対する負荷が少なく優しい運動になると言えます。
また、運動強度(メッツ)を上げれば消費カロリーは増えますが、高強度の運動は体にかかる負荷も高くなりケガをしやすくなります。消費カロリーを増やすという意味では、運動の時間を延ばす方が体には優しいわけですね。
長時間の運動となると飽きが来ますが、自転車なら移動できる距離も長く景色を楽しみながら走ったり、観光をしながら運動も出来たりと楽しんで運動を続けることができます!
運動やダイエットについてご質問があれば、スタッフ伊豆田にご相談を(‘ω’)ノ
サイクルショップエンドウ平塚店 スタッフ伊豆田