国内最長!佐渡トライアスロンAに挑戦しました!(準備編)

こんにちは、スタッフ伊豆田です。

先日佐渡トライアスロンAタイプを無事完走しました。

なぜ佐渡トライアスロンAに挑戦したのか

元々トライアスロンに興味があったので、一昨年に初めて東扇島トライアスロンでスタンダード(51.5㎞)をクリアしました。去年は九十九里トライアスロンでミドル(112.9㎞)をクリア。今年はロングに挑戦と考えましたが、国内のロング距離のトライアスロンは2025年時点で

全日本トライアスロン宮古島大会(沖縄)、五島長崎国際トライアスロン大会(長崎)、全日本トライアスロン皆生大会(鳥取)、佐渡国際トライアスロン大会(新潟)、アイアンマンジャパンみなみ北海道(北海道)

の5つでした。初めてのロング距離なので長距離移動はツライ!ということで神奈川から一番近い新潟の佐渡トライアスロンに決めました。

佐渡トライアスロンAタイプとは?

佐渡トライアスロンはAタイプBタイプがあり、Aタイプはスイム4㎞バイク190㎞ラン42.2㎞国内最長のトライアスロンになります。(Bタイプはスイム2㎞、バイク108㎞、ラン21.1㎞と、こちらもミドルディスタンスにしては長いです)

スタートは6時からで、スイムの制限時間は8時15分まで。バイクの制限時間は16時30分まで、そしてランの制限時間は21時30分までとなります。

開催日は9月上旬と暑く、風により波が高い場合もあります。バイクは佐渡島をぐるっと一周するコースになりますが、中盤始めにZ坂(勾配11%)と終盤に小木坂(勾配7%)としっかりした坂もあり、獲得標高は1700m程度になるアップダウンもあるコースになります。ランは平坦ですが、海沿いのため風の影響が大きいコースと言えます。

上記のコース情報から、目標タイムとして

スイム1時間30分 7時30分着 バイク7時間30分 15時00分着 ラン6時間 21時ゴール

にしました。完全にロングの距離は未知の領域でしたのでかなり余裕を持たせた目標(制限時間ギリギリ)ですが、まずは完走を目標にということでこのタイムです。

大会に向けての練習はどれぐらい?

3月末に当確の連絡が来て、そこから練習を開始しました。

スイムは3月から始めた毎週の平塚ビーチパークOWS(3月は寒すぎました💦)平塚総合公園で仕事後週1回のプール練習でした。特に毎週のOWSは海とウェットスーツに慣れるという意味で効果的でした。

毎週のOWS練習についてはこちら↓

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バイクは単体での練習ではなく、ランとの組み合わせでの練習が多めでした。本番と同じ距離(190㎞!)を練習するのが難しいのと、実践を意識したのもあります。走行距離は毎月合計で300~400㎞程度でした。

ランが一番練習に力を入れた箇所です。一番苦手なパートがランでしたので、富士ヒルクライムが終わった後の6~7月は100㌔程度練習を行っていました。ただ、強度が高すぎたのか8月頭にはふくらはぎの痛みが取れなくなりました。大会まで一ヶ月という事で回復に専念したため、8月は走行距離は20㎞程度でした。大会前に痛みは完全になくなりました。

また、。本番が9月頭で間違いなく暑いので、熱中症対策に初夏順応を進めるため練習は出来る限り日中に行いました。

大会に向けての装備品

かなりの長距離かつ長時間での競技になるため、装備も念入りに準備しました。

●スイム 基本使い慣れている物を使用しました。

ウェットスーツ ロングジョン(袖なし)を使用しました。フルオーダーの着慣れているものという事もありますし、暑さ対策と脱ぎ着が楽なので愛用しています。

●バイク 一番念入りに装備を考えた箇所です。一番長いパートなのと、経験上バイクで楽が出来ないとランがきつくなるので、空気抵抗を減らす、補給をしやすくするを意識してカスタマイズしています。

DHバー 一番大きなカスタマイズです。DHバーを利用したポジションは慣れが必要ですが、使いこなせれば空気抵抗の大幅な軽減と疲労回復が出来ます。6月から取り付けて大会までの3か月間位置調整と利用しての走行慣れを繰り返しました。カスタマイズした効果としては一番大きかったと思います。

TTサドル DHバーを使う関係上どうしても前にポジションが寄ります。通常のサドルだと先端が細いため臀部に負荷がかかるため、先端が太目のTTサドルを使用しました。

トップチューブバッグ 補給食、塩タブレット等をこまめに気軽に補給するため取り出しやすいトップチューブバッグを取り付けました。

サドル裏ボトルホルダー エイドステーション間の距離が20㎞以上あるため、ボトル一つでは水分が足りない想定です。とはいえダブルボトルにするとツールボトルが持ち込めずマシントラブルでDNSの可能性があります。そのためサドルの裏に2つボトルホルダーを追加しました。これによりドリンクボトル×2 被る用の水ボトル×1 ツールボトル×1の用意が出来ました。

ステンレスボトル 天候の暑さと、深部体温が上がる亊の対策として冷却維持効果の高いステンレスボトルを一つ用意しました。

INTERCOOLER VESTⅡ こちらも暑さ対策。水分が蒸発する気化熱を利用したインナーで、さらにICE POCKETという直接氷を入れることができるスペースもあります。佐渡トライアスロンのエイドステーションでは氷水をかけてもらえるので気化熱を最大限に利用できましたし、氷も貰えるのでポケットに入れて深部体温の上昇を抑える事が出来ました。

アームカバー 日焼けと暑さ対策で用意しました。日焼けによる体力消耗が激しいので少しでも肌を露出しないためにと、水をかけてもらえるので冷却効果も見込んで用意しました。

●ラン こちらも普段使い慣れているものを用意しました

シューズ new balance FRESH FOAM880を使用しました。長丁場になりますので最も履きなれているシューズを用意しました。

●補給食 エイドで補給できるものもありますが、不測の事態に備えてちょっと多めに用意してあります。

エネモチ 主にバイクでの空腹対策として選択。1時間に1個食べる想定で6つ用意しました。

アミノサウルスジェル エネモチが摂取できなくなるくらい内臓が疲労した時と、ランの時に摂取する予定で選択。ランの1時間に1つ摂取する予定+予備で5つ用意しました。

サウルススポーツドリンクエリート バイクでメインで飲む用に選択。スタート時にステンレスボトルに溶かして用意しました。道中でもらった水に溶かして飲む用を用意するか悩みましたが、嵩張るのと疲労してると手間取りそうなので一つだけにしました。

塩タブレット 発汗による塩分不足対策として、市販の塩タブレットを一袋分トップチューブバックに入れておきました。

コムレケア 芍薬甘草湯配合の足つり対策の漢方薬です。長時間のバイクとランで足つりが発生する可能性が高いと思っていたのでバイクとランの2回分用意しました。

念入りに準備をして、ついに本番です。果たして結果は…次回移動とレース準備編に続きます。

移動とレース準備編はこちら→https://cycleshopendo.com/shop/post-27373.html

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この記事を書いた人

ポタリング好き。脂肪燃焼に熱意を燃やしています。目指せBMI20切り。
資格:自転車安全整備士/自転車技士
自転車以外の趣味:水泳/散歩/ボードゲーム