こんにちは、スタッフ伊豆田です。
先日新車が納車されて嬉々として乗り回していますが、せっかくならこのロードバイクを使って新しいことをやってみたい！
ということで前々から興味があったトライアスロンをやってみることにしました！
トライアスロンとは？
トライアスロンとは、水泳、自転車ロードレース、長距離走を連続しておこうなう耐久競技であり1974年アメリカで初開催された比較的新しいスポーツである(Wikipedia)
この文面からもう辛そうなのが見えますが、実際に走る距離も大変です。オリンピックで扱われるスタンダードディスタンスと呼ばれる距離ではスイム1.5㎞、バイク40㎞、ラン10㎞になります。1日で完結する競技会では最も過酷と言われるアイアンマンと呼ばれる距離では、スイム3.8㎞、バイク180.2㎞、ラン42.2㎞にもなります！(スタンダードの距離の半分のスプリントや、分担して走るリレーもありますよ)
また、他の競技にはあまりない特徴として、複数の競技を連続して行う関係上着替えが発生します。着替えの時間も競技時間に含まれる為、トランジションエリアと呼ばれる着替えを行う区間をどれだけスムーズに終えられるかがタイムに直結します。そのため、トランジションエリアがスイム、バイク、ランに続く第四の競技と呼ばれることもあるそうです。
トライアスロンに必要な装備は？
基本的にはスイム、バイク、ランに必要なものが流用出来ますが、別途で必要な物もあります。
まずはウェアですが、公共の場で裸になるわけにはいかないので、スイム、バイク、ラン全てで使えるものが必要になります。トライアスロンウェア、あるいはトライスーツと呼ばれるものですね。
トライスーツの特徴として、スイムで使うための撥水性の高さと、スイムの後のバイクやランを快適にするための速乾性が上げられます。びしゃびしゃに濡れたままでバイクに乗るのは大変です。ぴっちりとタイトめに作られていますので空力性能もいいです。バイク時にも使うのでお尻のパッドも入っていますが、スイムの時に水を吸いすぎないように、ランの時の太腿の動きを邪魔しないようにバイク専用のパッドに比べて小さく薄めに作られています。
参加する大会によりますが、ウェットスーツ着用が必須な大会も多いです。
トライアスロンで泳ぐ海や湖のオープンウォーターと呼ばれる場所では、プールと違って波があり、水温が低かったりと過酷な環境になることがあります。ウェットスーツは浮力と保温性に優れているため着用することで安全にスイムを乗り切ることが出来ます。
ゴーグルも必要になります。オープンウォーターで泳ぐトライアスロンでは、プールと違って真っすぐに泳ぐための目印が水中にはありません。顔を上げて方向を確認する必要がありますが、その際広い視界とまぶしさ対策が必要になります。そのため競泳用ゴーグルよりアウトドア向け、トライアスロン用ゴーグルの方がお勧めになります。
バイクは基本ロードバイクに乗る装備、で問題ないです。周回コースを走ることが多いので、周回数を間違わない様にサイクルコンピューターがあった方が良さそうです。トライアスロン向けのバイクシューズもありますが、これはスイムからの移行を速やかにするために素足で履けたり、通気性が良いものになっています。
ランも普通のランニングシューズで問題ないようですが、こちらも素足で履けるランニングシューズがあります。バイク、ランは素足のままで行くか靴下を履くか決めておく必要がありますね。
大会前の練習は？
初めてという事で練習量の基準が分からず、大会一ヵ月前から週に１～2回程度バイク40kmの後にラン10kmや、ラン10kmの後にプールでスイム4kmとかの2種類セットのトレーニングをしていました。また、ウェットスーツのチェックもかねて海でのスイム練習も行いました。海でのスイムはプールと別物ですので練習は必須ですね。
実際どれぐらい費用がかかるの？
０から全部揃えるとなると数十万円になります(バイクの比率が高いです)
バイクを持っている方でしたら、ランニングシューズ、スイムスーツやウェットスーツを用意すればいいので大分お手頃になります。目安としては５万円程度でしょうか。
今回私はウェットスーツをレンタル(約6000円)トライスーツを購入(約2万円)ゴーグルを購入(3000円)しました、大体3万円です。また、大会の参加費用が25,640円でした。トライアスロンの大会参加費用は15,000～30,000円が多いです。距離が伸びれば伸びるほど参加費用も上がります。
装備を揃えて練習もして、さて本番です。実際にトライアスロンに挑戦した結果は…？
実践編へ続く！
