44歳店主 初めてのトライアスロン挑戦【大会本番編】

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本番直前の練習と怪我・・

9月に入り、いよいよ本番が近づいてきたところでの店主のレベルはどうなっていたのか??
やっぱり本番が近づいてくると焦りもあるのか自然と練習量も増えていました。

自転車40kmからランニング10kmのつなげる練習は本番一ヶ月前に初めて行いました、最初のつなぎ練習は9月とはいえ30度超えの気温の中で初チャレンジ。そしてやられました・・・。ただでさえ30度超えの暑さの中、水分補給、エネルギー補給も怠っていましたね・・・。ランニング5kmくらいで脚が止まり歩きました・・・。めっちゃ悔しかったですが、一つ気付きました、結構歩いたにも関わらず、1時間半くらいでおわったのでなんか少しほっとしてました。笑。

どんなに遅くても1時間半で走れれば何とか完走できるかもと思っていたので。笑。ただその他の問題がなければの話ですが。笑。

2回目のバイク&つなぎ練習。この日はなんと9月にも関わらず35度の猛暑日。笑。でも休みの日にしか沢山練習できないので、チャレンジ!今度は水分と、補給食をしっかり持ってチャレンジ!が、猛暑日は全然甘くない・・・・・。また同じようにランニングで撃沈しました。もうヤバいしかない・・。笑。

本番2週間前、この日は海の練習で逗子へ。かなり荒れた海だったのですが、本番も近いので頑張ってみた。意外と荒れた海でも前へ進みこの日は30分で800mくらい泳いでいました。スイムは制限時間1時間ですのでこの日の海の状況で泳げていたのはなんか自信がついて、ちょっと本番は大丈夫かも、と思っていました。笑。

そしてその3日後には海スイム、バイク、ランニングの最初で最後の全通し練習の予定でした。が・・・・・。

はい、事件でした。海練習の次の日まさかの肩が痛く腕が上がらなくなりました・・・。あと2週間。泣。で、整形外科へ。笑われた。笑。

それでも致命的な故障ではないとのことでしたので、残り10日間湿布張って安静にしときましょう!ギリギリ大丈夫でしょう!って。笑。とりあえず軽い水泳肩って感じと読み取りました。笑。水泳肩は調べてください、俺全然できていないダサいやつです。笑。

ってことで本番まで全通し練習はできなくなりました!!笑。

それでも泳ぐ以外は全然大丈夫なので、最後の通し練習はバイク&ランニングに。最後は気温も25度くらいで曇り、めっちゃ涼しい日でした。やっぱり涼しいサイコー!笑。初めてバイクからの通しで、一度も歩くことなく、さらには少し余裕があったのでさらに1km多く走ってみました!それでもまだ体力に余力を残しながら最後のつなぎ練習を終了しました!

正直めちゃくちゃ自身になりましたね!やっぱり暑い日は厳しいんだなと改めて感じました。あとは肩が治るのを祈りつつ最後の一週間は無理せず休息へ。そして本番当日には痛みはなく問題なしに!よかった~!

6ヶ月練習して店主がどこまで動けるようになったのか?

●スイム:プールで1時間1500mはギリギリ泳げるレベル、海では実際に1500mは泳いだことはなかったです。

ただ最後の海練習で、荒れた海での30分で800mはなんか自信がついていた。笑。それから海ではウェットスーツを着用していてホントに浮くので、手さえ動かしていれば遅くても進んでいく感じはあるし、体力的にも厳しそうとは思わなかったですね。個人的にはプールより海の方が楽に感じてました。

練習量は週に1回1時間プールと不定期での海でのスイム。海の練習は本番まで合計6回くらい。

ペース : 3:40 / 100mくらい。笑わないでください。笑。

●バイク:トライアスロン挑戦前から40kmは全然問題なく走れました。

さすがに自転車から始まりトライアスロンに挑戦しているので、バイクに関しては初めから正直心配はしていませんでした、むしろバイクでいかに体を休ませて効率よく進ませるかを考えていました。ですのでイージーミスが無いように。バイクに関しては機材によって大きく体力、速度が変わる競技なのでいかに楽なバイクでチャレンジするか!笑。そしてしっかりとしたメンテナンスを心掛けていました。本当にTREK(トレック) MADONE SLR(マドンSLR)は自分を助けてくれましたね!

バイクの練習量はお店のストアイベントの時とランニングで疲れた時なので、特に決めて練習していませんでした。

決めて走ったのは通し練習の時くらいです。20年以上定期的に走っていますので特別今回だけ何かしたとはなかったです。

ペース: 24kmくらい。一般道。笑わないでください。笑。

●ランニング:ランニングの練習での最長距離は11kmくらい。ランニングは一番ゆっくりと時間をかけて練習していました。

練習量は最初ウォーキングを週2回~3回を1か月、そこから徐々にランニングをまぜて週2回くらいを1ヶ月、3か月目くらいからランニングだけになり、ランニングの距離がのび、ペースが上がる。最後の1ヶ月くらいは週3回は必ず。ただ10km走るのは週に1回。体の負担が大きかったのであまり無理せずしっかり休むことも気にしていました。

ペース 7.5 / kmくらい。笑わないでください。笑。

●繋げて練習したのは自転車40kmとランニング10kmのみ。スイムから繋げて練習は一度も無し。
個別にはそれぞれ制限時間内はギリギリ大丈夫かもというレベル。スイムは超ギリギリレベル。笑。

九十九里トライアスロン・オリンピックディスタンスの制限時間

オリンピックディスタンスの距離 / 九十九里トライアスロンの制限時間

スイム:1.5km / 制限時間1時間
バイク : 40km / 制限時間スイムスタートから3時間
ランニング : 10km / 制限時間スイムスタートから4時間半
合計 : 51/5km

※4時間半の制限時間の中にトランジションタイム(次の競技への着替えなどの準備時間)も含みます

九十九里トライアスロン スタート直前

いよいよ本番の前日。肩も痛くないですし、もはや心配することはないし、心配してもしょうがない。笑。
初めてのトライアスロンですので、当日ドタバタならないように前日は会場近くに宿泊。忘れ物などないかしっかりと確認、準備。そしてしっかりと睡眠。・・・。できたかな。笑。

前日の夜、みんなで忘れ物などないかを最終チェック

九十九里トライアスロン 本番当日

指定の駐車場から会場受付までは荷物を持って自転車で移動。これがまた荷物が多くて大変でした!笑。この話はまた最後に「準備するもの」でお話をします。

トランジションエリアでスイム、バイク、ランニングの準備をしてスイム会場へ歩いて向かいます。トランジションアリアでの準備もトリップサイクル篠原さんが一緒だったのでとてもスムーズに準備することができました、やはり経験者が一緒に居るというのは本当に心強かったですね!

九十九里トライアスロンはスイム会場とバイク&ランのトランジションエリアまで結構離れているのでスイムアップ後は結構大変みたいです。笑。

そして水泳会場に到着後、試泳をします、ここでウェットスーツに水を入れ、しっかりと着込みます。今回は後ほど大会側からマジか!というアナウンスもありますが、かなり水の流れが速いようです。九十九里トライアスロンは千葉の一の之宮海岸付近の河口を泳ぎますので流れはあります、さらにこの日は海に引っ張られる流れが凄いようで、行の半分が流れに逆らっていく感じ。帰りは流れに乗る感じ。

とにかく自分も初めてですの流れが強いと弱いとかは全然ピンとこなく、とりあえず必死に泳ぐしかないんでしょ!っと思っていました。

そして年齢順にスタートが始まり、いよいよ自分のスタートが来ました!!ガーミンのスマートウォッチ「フォアランナー」のスタートボタンをポチっと押してスタートです!!このガーミンのスマートウォッチが今回トライアスロンを完走する中で一番大事だった事は後ほどお話します。

そして人生初のトライアスロンが始まりました!

トライアスロン スイムパート1.5km スタート

いよいよスイムスタート!やはりスタートは大変込み合います。笑。人にぶつかるぶつかる。笑。それでも想定内。事前に色々と教えてもらっていたり、海の練習でもわざとぶつかり合ったりと少し予習はしました。笑。

でも実際始まるとコレかぁ~~~~!みたいな。笑。中にはこのような状況でパニックになってしまう方もいるとは聞いていましたので少しヤバいかなとも警戒はしていました。ただ自分の性格上大丈夫だろうとは思っていましたが。

実際自分は大丈夫でした。笑。むしろその状況を冷静に楽しんでました!笑。何だコノヤロー邪魔だな~くらいに。笑。でもおそらく自分はめっちゃ遅いのでめっちゃ邪魔だったんだろうな。笑。

ある程度泳ぐと人混みも落ち着いてくるので後は折り返しのブイまでひたすら泳ぐだけ!今回は川という事もあり一直線に進むだけなので蛇行して泳ぐことはないかなとあんまり心配していなかったのですが、めっちゃ蛇行する。笑。気づくとすぐ左に曲がってします。笑。トライアスロンのスイムの技術で泳ぐ方向を確認するヘッドアップというのがあるのですが、自分はそれができないので定期的にガッツリ顔を上げて確認。笑。ちょっと泳ぐとすぐ左に。笑。これは次回に向けての課題です。

何はともあれようやく中間地点までたどり着き折り返し。この時点での感覚的にはいつも通りの疲れ方、速度は気にしていませんでした。いつも通りの感覚なので大丈夫だろうと。そして折り返し地点を50mくらい過ぎたところでガーミンのスマートウォッチ「フォアランナー」でタイムの確認。

・・・・・・・・・・・・・・・。衝撃的な事実。

まだ半分折り返したところなのに経過時間が「44分」となっていた・・・?????!!

一瞬マジで?いやマジで!!!?みたいな。

冷静になって泣きそうになった。笑。終わったと思った。

どう考えても残り半分くらいの距離を15分で泳ぐなんて今の自分では無理!!と。泣。

ただ、ここで諦めたら、一緒に練習してきた仲間に申し訳ないし、次の大会まで気持ちが持つかわからない!と、頭の中がぐるぐると。笑。もう吹っ切れました。タイムオーバーでも5分オーバーと20分オーバーだと全然違う、頑張ったか、頑張らなかったかは明確に違う!!!!と思った。

とにかく水の流れは強いわけだし、ワンチャンあるかもと信じてもう必死に泳ぎました!!もはや犬掻きのようにめちゃくちゃもがいてました。笑。

そしてスイムゴールと同時にガーミンのボタンを押したらまさかの59分25秒!!!!!!!
もう涙が出るほど嬉しかったです!!スタート時も少し余裕をもってスタートボタンを押していたので大丈夫でしょうと!!!

さらにスイム後トランジションエリアに向かう途中に自分の家族が応援してくれていて、5歳の息子が隣で一緒に並走してくるし!笑。スイム間に合ったわ、息子が可愛いわ、テンションは絶好調でしたね!笑笑笑。

そんな感じでトランジションエリアへ小走りで移動。まだまだ興奮冷めやらず、補給食をしっかりと食べてバイクスタート!

トライアスロン バイクパート 40km スタート

スイムからバイクへ移るトランジションのタイムは15分くらい。九十九里トライアスロンはスイム~バイクへの移動が長いのも特徴らしい。笑。とりあえずはスムーズにバイクに乗り換えられました。

練習では一度もスイム~バイクの練習はしていなかったので、かなり不安はありました。やはりバイクに乗り換えた瞬間は結構体が重たいなぁ~と。ただ走り始めて2~3kmでだんだん体が動くようになってきました。

基本的にスイムではあまり脚を使わず泳ぐのがトライアスロンの泳ぎなので、バイクに乗り換えた時に脚の疲れはあまり感じられず、これならいつも通りのペースで走れるなと実感しました。

そうなるとテンションがかなり上がってきます!笑。ギリギリでスイムをクリアした喜びがバイクに乗りながらひしひしと湧いてきて、マジでサイコー!良かった~~!(涙目)バイクも超軽快で気持ちーー!っと独り言連発。笑。

コースも海沿いの有料道路を走るのでめちゃくちゃ景色も良くて路面もきれい。愛車のマドンがどんどん進む!!!!めっちゃくちゃ進む!。自分で決めていた完走するための最低の平均スピードも、脚に負担のない中で十分上回るペースで走れていたので正直この辺りで完走はできるかなとは思い始めました。

一緒に参加している仲間達ともすれ違うので、その時には「おぉぉぉーーーー!!大丈夫かぁー!お疲れい!」笑。みたいな感じで盛り上がる。笑。

海沿いのコースで心配していた風もそこまで強くなく、気温もちょうど良く、飲み物も十分!それでも調子に乗らず次のランニングに脚を残しながらと無理なくマイペースで走りました。心拍数もバイクでかなり落ち着いてきましたし、とにかく気持ちいいバイクパートでした!

トライアスロン ランニングパート 10km スタート

いよいよ最後のパート、バイク~ランニングに移行です!トランジションエリアで家族がいるかなぁ~と探しましたがいねーし!笑。ちょっと寂しくもありましたが、きっとゴール地点にはいるんだろうなと思い、とにかく完走しなければと。笑。

トランジションエリアでは次のパートの為に事前に補給食等を準備し、きれいに並べているので非常にスムーズの次のパートに移ることができました。この辺りも初めてにしては良かったなと思いました。

そしてランニングスタート!この日は本当に気温も高くなくトライアスロン日和でしたので、スタート直後からマジで大丈夫だと思いましたね!笑。さらには練習では水分補給なども考えて色々と自分で用意して走っていましたが、今回は10kmの間に4か所のエイドステーションがあるので全然手ぶらで大丈夫!

ポケットに補給食のGELだけ忍び込ませるだけで全然問題なし!ホント身軽で走りやすくてサイコー!!!
エイドステーションでお手伝いしている子供たちも大きな声で応援してくれるのでやる気もみなぎってきます、そうなると大人からではなく子供たちからお水を頂きますよね。笑。

ランニングコースも海沿いの有料道路を使ったコースなので景色も気持ちよく、バイクの時と同じように仲間たちとすれ違うので最後の最後まで気持ちも途切れず頑張ろうと盛り上がります!

残り2km地点でいよいよフィニッシュ会場が見えてきました、先にゴールした仲間から応援を頂き、安心感が広がり、ラストスパート!

そしてゴール直前には家族の姿が!九十九里トライアスロンは同伴ゴールが認められているので、5歳の息子と一緒にゴールしたい!っと思ってたんですが、どうやら寝起きで超ふてくされていた。笑。一緒に走ってくれないので無理やり抱き上げて一緒にゴーーール!!!!笑。全然良い写真ないし!笑。

ゴール時間も制限時間以内だったことも確認し、めちゃくちゃ嬉しくて、ほっとしました!そして色々と貰ってとりあえずは興奮冷めやらずな中、すでにゴールした仲間と家族のもとへ。

ゴール後は、うぉーーー!!!終わったぁ~~~!と、本当に最高の喜びと、ほっとした気持ちでわけわからなかったですね。笑。とにかく最高に嬉しかったです。

44歳店主 初めてのトライアスロン挑戦【まとめ編】へ続く

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この記事を書いた人

自転車はオールシーズン楽しめる最高の外遊び道具です!ぜひ一緒に楽しみましょう!■資格:自転車安全整備士 / 自転車技士 / BIKE FIT公認 プロフィッター ■日本マウンテンバイク協会公認B級インストラクター■自転車以外の趣味:キャンプ、スノーボード、娘と遊ぶ事。