先日組みあがった当店の試乗車、2021 TREK(トレック)EMONDA SLR(エモンダSLR)をいつもの試乗コースで試乗してみましたよ~!!
まぁもちろん相変わらず店主の個人的感想なだけです。笑。走れない店主、永遠のサイクリスト目線の勝手な感想。笑。
そしていつものコースとは当店から大口公園までの平坦ストレート、矢倉沢公民館までの勾配少なめの上り、地蔵堂、もしくは足柄峠のガッツリ下り、帰りも同じで峠の下りや、荒れたアスファルトの下りなど、めっちゃ色々な状況を体感できる最高のご近所試乗コース。笑。
今回はちょっとお疲れモードな体だったので、足柄峠ではなく地蔵堂までのライドでした。笑。
が、しかし。笑。
EMONDA SLR での平坦巡行
さっそくお店を出てまずは平坦ライド。まぁとにかく漕ぎが軽い。軽く踏んでもスッと出る。個人的な感じですけど、よくガンっと踏んでガンっと出るみたいな表現があるともおもいますが、エモンダSLRはクっと踏んでスっと出るみたいな。笑。
とにかく軽やかに進みますね、ガンガン漕いでスピードを乗せるというよりはペダルを回して軽やかにスピード上げていく感じ。普段店主はマドンSLRに乗っていますので、また全然違う感じ。もちろん今回エモンダはエアロになったという事ですが、マドンのような平坦で感動するようなのグググゥ~~っと伸びる感じまではありませんでしたが、クライミングバイクというこでみたら非常に良い感じに伸びる。
あくまでも「クライミングエアロロード」。上りに強いバイクだという事は言うまでもないです。
ただ今回のエモンダSLRは足回りと言うかフレームの下部分にしっかりとした安定感をかんじますね。しっかりと自分の体重は受け止めてくれる感じ。なのでバランスよく踏める感じでした。
EMONDA SLRで緩い上り坂
そして大口公園から矢倉沢までの緩やかな上りですが、ここで店主は気づきました。お疲れモードな体調だったはずが、調子がいい。笑。普段なら大口公園から川を渡っての上りはインナーに落とす店主。がしかし、全然インナーにしなくても行けそうな感じ・・。で、そのままアウター矢倉沢公民館まで。もちろん途中は緩やかな上りが続くのでそのあたりはアウターなんですが、しかしそれでもスルスルと気持ちよく上っていく。いや楽しい。笑。
EMONDA SLRで峠の上り
そしてそのテンションで地蔵堂まで上る。矢倉沢公民館からは勾配が上がり峠道に!でもアウターで行けそう!って気持ちになっている。笑。で、行ってみた。店主的に地蔵堂までアウターで上がったことはなかったですが、そもそもいつもだとそんな気持ちまでならない。疲れたぁ~~~~、インナーでしょ~~!って感じ。でダメな店主がいる。笑。
ただ新型エモンダに乗った店主は違った。もうこの時点で上りサイコーってテンションになってるし、行けるき満々。笑。で行けた。
特にきつい勾配でのダンシングが非常にやりやすい、自分の体重をペダルに乗っけると気持ちよく、かつ非常に良く前に進む!すごく自分的にはフレーム、ホイール、自分自身が一心同体な感じでダンシングしやすい。何となく以前のエモンダよりフレームがしっかり受け止めてくれる感がある。バイクの重心が低いところにある感じがして安定感やしっかり感を感じ、そして振りは軽くてよく進む、これは上りには文句ない。笑。
なのでダンシングばっかしちゃう。笑。ってことで上ってて超楽しい。サイコー!!って感じで店主の人生初、アウター縛りで地蔵堂で到着。
満足感だらけ。笑。
EMONDA SLRで峠の下り
そして帰りは下り坂、この軽量バイクの下りはどうだー!うん、この軽さの割には非常にバタつきが少ない。(上から目線)笑。ハンドリングも非常に良い感じにクイック。曲がりたい方向にスッと曲がる、でも挙動不審なとこは全然ない。しかし軽量バイクなのになんでこんなに下りが安定するのだろうか、本当に最近のハイエンドバイクはみんな下りでの安定感は素晴らしい!新型エモンダがオールラウンドにもという事はこういう事だな。
たまたま直近ですといつものマドンSLR以外にピナレロのドグマも乗ったのですが、このあたりもまたすごい下りが安定感抜群。ロードバイク乗りには上りは好きだけど下りは苦手だなぁ~って方も多いいと思います。お客様を見ていると転倒しちゃうのは峠の下りが多いのは事実です・・。
ですので下りでの安定感の良さ、操作性の良さは転倒のリスクを少しで減らしてくれると思うので、趣味で乗っている我々サイクリストにとっては非常に嬉しいです。遊んでて大けがだけは嫌だ―!!!笑。
現にすでに試乗していただいているお客様の感想を聞いてみると、下りがめっちゃ良い!!!って声多いんです。おいっ!上りはどうなんだ!って。笑。
ちなみにピナレロ、ドグマF12の店主インプレも近々書きます。ドグマもまたトレックとは全然違うバイクで面白かったですので!
EMONDA SLRで荒れた路面の下り
ただ荒れた路面の下りは多少跳ねる感じはありましたね、ちなみに矢倉沢公民館から北足柄病院経由のとこあたり。ここはISO SPEEDの付いたマドンSLRの方がバイクが暴れず操作はしやすいですし、お尻にも優しい。笑。
まあエモンダにはISO SPEEDは付いていないのでこれは予想できました。もちろんISO SPEEDが付いていない分軽くなるので。特に気にはしませんでしたね。
まとめ
今回2021年モデルでフルモデルチェンジしたTREK(トレック)EMONDA SLR(エモンダSLR)。
見た目が大きくかわりエアロフォルムになり空気抵抗がより少なくなった。
素材もトレックのカーボンバイクでは初めて出てきた最高素材のOCLV800カーボン。
エアロフォルムになることで若干の重量増、それでもフレーム重量が700gを切る超軽量フレーム。
ポイントは700g切るフレームなのにエアロフォルム、まさにクライミングエアロロードと言う新たなジャンルだ。
走れない店主の個人的感想のまとめ。
店主的にはエアロというよりはやはりヒルクライムバイクの印象の方が強いですね!やっぱりエモンダは上りだってくらい上りが楽しかったです。エアロと言う意味ではそもそもめっちゃスピードだして走る店主ではないので平坦の伸びに関してはマドンの方がやっぱり感じ取れやすかったですね。
とにかく上りが楽しい。前作より重量が若干増しったっていうけど、正直関係ないと思った。フレーム設計ってことでしょうね、ダンシングがめっちゃしやすく、急勾配になればなるほど前に進む感じがたまらなかった。フレームの下側っていうのか、そこがいい感じにしっかりしてる感があるので、安定感があって踏み込みやすく、良く前に進むんだろうなって。
とにかく自分はプロの自転車選手でも何でもない、趣味のサイクリストです。さすがにプロレベルであーだこーだはよくわかりませんが、自分の選ぶバイクは自分のフィーリングを大事にする店主です。そんな個人的な感想なのでざっくりとあの腹の出た店主のたわごとかと軽く参考にしてみてください!笑。
今現在ですでに沢山のお客様が試乗してくれてますが、面白い事にみなさん感じ方は様々です。
とにかく「軽いね~」ははぼ全員。笑。それはもちろんわかる。笑。
自分と同じく上りで「ダンシングがしやすいし、前に前に進む!」ってのとか。
面白いのがほとんどのお客さまが!ヒルクライムバイクなんですが「下りがいい!」って言う。笑。
中には上りより「平坦の伸びが良かった~!」って声も。
あくまでもみなさんやっぱり自分のバイクと比べてっていうのが基本になるのは間違いないと思います。
他の人とは体格も違えば、体力も脚力も当たり前に違うので試乗した感想に正解なんてないと思います、みなさん思い思いに感じて今後のバイク選びの参考にしていただければと思います。
ただ一つ言えるのはせっかく試乗できるので、ちょっと10分試乗してみる。ではなくて、出来る限りしっかりと上り坂を含めた試乗をオススメします。エモンダなのに店前の平坦だけだと寂しいじゃないですか。笑。当店近隣にはすぐにご案内出来る坂もありますのでぜひスタッフまで聞いてください。
ではでは相変わらず走れない店主の
【2021年モデルTREK(トレック)EMONDA SLR(エモンダSLR)の試乗インプレッションでした!】
2021 TREK EMONDA SLR 試乗車
EMONDA SLR6 プロジェクトワン
フレーム:2021 エモンダSLR OCLV800カーボン
コンポーネント:アルテグラ機械式油圧ブレーキ
ホイール:アイオロスRSL37 ※ホイールのみの試乗もできます
カラー:トレックセガフレードカラー
サイズ:52 /目安身長 163cm~175cmくらい/サドル高目安 65cm~75cm
こちらのモデルは常時店頭にてご用意しております、試乗希望のお客様は顔写真付きの身分証明書をご持参の上ご来店ください。尚、事前予約をいただければスムーズに試乗のご案内が出来ますのでぜひおすすめいたします。ホイールは事前予約のみの試乗となります。
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寒くなるとオフロードが恋しくなる・・。笑。